『デザインのひきだし』おすすめ特集

前回の「紙雑貨作りのおすすめ本」でご紹介したマニアック印刷加工本『デザインのひきだし』の中から、おすすめの特集をまとめました〜。

印刷、抜き、貼り、製本、インキ、紙など色んな特集があるのですが、
その中でも「紙雑貨を作っている!」「紙が好き!」な方(私と同じ趣味をお持ちの方)にぜひ見てもらいたいです〜


①個人で印刷をしたい、頼みたい方へ

【少部数から使える、刷りも価格もステキな印刷 | デザインのひきだし13】

きれいな印刷をしたいけど、何百枚も大量には必要ないし…という個人で印刷を頼みたい方にぴったりの情報が載っています。

ネットで頼める印刷所の情報もあって、ネットプリント各社の印刷見本も入っているので刷り上がりのイメージもしやすいです!これはありがたい。

ネット通販の印刷所は私も使わせてもらっていますが、ネット上で印刷料金がすぐわかるので初めての方でも頼みやすいですよ◎

ちなみにこの号の表紙は「青焼き」という印刷方法で出来ており、経年変化で色が薄くなっていきます。
上の写真の本は私物なのですが、右端がすっかりクリーム色になって色が褪せています。初めは左端の様に青い色だったんですよ〜
光が当たるとが薄くなりやすいので、本屋さんに行ったら背表紙だけ色が変わっている本に出会えるかも!

【凸版 活版印刷でいくのだ! | デザインのひきだし10】

デザインのひきだし〈10〉特集 凸版・活版印刷でいくのだ!

くるくるレタープレスをお持ちの方におすすめ!

内容自体は、自動活版印刷機を使った印刷や活字活版印刷など、くるくるとは直接関係ないのですが、くるくるに応用できることもたくさんあるので勉強になりますよ〜。

国内外の活版印刷物の紹介や、9人のデザイナーさんによる活版印刷トライアル(印刷の実験)などが載っており、
「私もこういうの作りたい!」と製作欲が刺激されます。

もちろん実際の活版印刷物も折り込みで入っていて、見てるだけでも楽しい!

表紙も活版印刷で、厚いクッション紙に2色+メジウム(透明)の3色刷りをして作られています。このクッション紙が撫でると気持ち良いので、ついなでなでしてしまいます。
ぜひお手に取って触ってみてくださいね。

自分で作るだけではなく、全国活版印刷所の情報も載っているので、印刷をお願いしたいときにの参考にもなりますよ。


②紙好きな方へ

【今だからこそ知っておきたい「紙」 | デザインのひきだし22】

デザインのひきだし22

この画像では全く分からないのですが、デザインのひきだし史上最厚ではないでしょうか。
厚さはなんと、実測33ミリでした…!(笑)

原因は、100枚以上の実物サンプル(紙見本)!豪華!

板紙や和紙など普段見かけない紙もいっぱい入っているので、ぱらぱらめくっているだけでも楽しい〜。
ちなみに紙の厚みと重さで、鈍器のような本になってます。
持ち歩いて外で読むのは難しいですね。腕が疲れます。要注意です。

そして毎回凝ってる表紙。
今回はお札入りの紙を使っています!使い古されて役目を終えたお札を約1ミリ×10ミリの小ささに切り、紙を漉くときに一緒に混ぜています。
紙の原料の半量がお札で出来ていて、表紙に使っている紙では最大5万3千円分の旧お札が入っているそうです!
もう使えないお札とはいえ、なんだか興奮しますね。

これは紙好きな方には幸せな特集だと思うので、本棚に余裕がある方はぜひ!

【今まで見逃してた!印刷加工に使える、あんな紙こんな素材 | デザインのひきだし17】

デザインのひきだし17

この特集はもはや「紙」に限りません。
紙じゃないものにも印刷してみよう!できるよ!という内容で、個人的に印刷をお願いするにはちょっとハードル高いかもです…。

ですが!
世の中にはこんな紙があるんだ、よく包装に使われている紙はこんな名前なんだ!みたいな発見があって面白いです。
こんな素材に印刷できちゃうんだ、すごいな…と感動もします。

それとこの特集とは別ですが、この号には「ブンペル」と「ポルカ」の誕生秘話、全色サンプルが付いています!
それぞれデザイナーの寄藤文平さん、名久井直子さんが制作に関わっていて、どちらも素朴でかわいい紙ですよ〜。
お値段もお手頃、手に入り易い紙なのでおすすめです!


今回は4つ特集を挙げましたが、おすすめ特集はまだまだあります!
メインの特集だけではなく、小さな特集や連載も面白いので、今度はそちらにフォーカスしてご紹介したいと思います〜。

※前回、「デザインのひきだし」を雑誌と言っていましたが、流通的には雑誌ではなく定期的に出版される書籍扱いの様でした。

2015.6.13

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