幅狭靴を探しに③ &Steadyへ行ってきました!
いくつかある幅狭靴を扱っているお店から、「&Steady」さんでセミオーダーの靴を作ってもらうことにしました!というのが前回まで。
今回は、実際に「&Steady」さんへ行ったときのレポートです。
初めてのことなのでドキドキ!
【まるごと&Steady プラン内容】
お店では1時間ほどで
①足の測定
②今履いている靴の診断
③サンプルのパンプスを履いて合った靴を探す
④50種類くらいある革見本の中から好きな組み合わせを考える(わくわく!)
⑤スニーカーウォーキング指導
⑥テーピング指導
を行いました。
【①足の測定】
B3サイズくらいのボードの上に足を乗せ足の周りを縁取ったり、メジャーを使って足幅や踵幅を測ったりしました。
詳しい測定結果はまた今度書きますが、ざっと。
・サイズ:(左)23cm (右)23cm
・ワイズ着地:(左)B (右)B
・ワイズ空中:(左)4A (右)2A
・踵:かなり小さい
・親指と小指の付け根を繋ぐ横アーチが無くなっている
という感じでした。
踵は&Steadyさんのお客さんの中でも3番に入るくらい小さいかも!と言われました。
アーチは「横アーチ」と言われる部分がほぼ無くなっていました。
アーチとは足裏にある地面から浮いているカーブのことで、一番知られているのは「土踏まず」と言われる内側縦アーチです。
立ったときにかかる体重を分散しせたり、バランスを安定させたりと重要な役割をしています。
このアーチが無くなるとバランスが取れなくなったり、歩くのが疲れるようになってしまうのです。
アーチについての詳しい説明はこちらのサイトがわかりやすかったです。
【②今履いている靴の診断】
今履いている靴の底の減りや形を見て、足や歩き方の問題を見つけてもらいます。
◯最近履かなくなっていた5センチヒールのパンプス
ヒール底の外側が削れ、パンプス自体が外側に傾いていると言われました。
本当だ!
青い線(◎)は正しい垂直の角度で、赤い線(×)は傾いてしまっている角度です。
気にしたこと一度もなかったです。。
傾いたまま履き続けると、足が変な状態で歩き続けてしまうので良くないそうです。
さらにこのパンプスは私の足には幅が広すぎるとのこと。
◯毎日履いているスニーカー
ここ最近はReebokのスニーカーの紐をぎゅっとしめて履いていました。
この靴は軽くて履きやすいなぁと思っていたのですが、踵を覆っている部分が柔らかすぎて、踵を支えられないので良くないそうです。
な、なるほど…。
幅も広すぎとのこと。
どっちも良くないと分かり、履く靴がない…!と絶望的でしたが幅狭のおすすめスニーカーを教えていただきました。良かった…!
日本の靴はワイズ表記がしていないので、履いている靴と私の足の差がイマイチわかりません。ワイズも書いてくれれば良いのにな〜
【③サンプルパンプスを履いて、ぴったりの靴を探す】
サイズ、ワイズの組み合わせでたくさんのサンプルパンプスがあり、その中から自分のサイズに近いものを履いてみます。
空中ワイズでは左が4A、右が2Aでしたが、&Steadyさんには3Aまでしかないので(2016年1月現在)とりあえず3Aを履きました。
(1)23.0cm / 3A
足の幅、指先はきつすぎず丁度良かったのですが、踵が緩い。。
踵部分を小さめに作っている木型だそうですが、このまま履くのは難しそうです。
(2)22.5cm / 3A
サイズを小さくすると踵も小さくなるため、ワンサイズ小さいものを試してみました。
踵は23cmよりも踵が抜けません。これならいけるかな?ただ両方の薬指小指あたりが少しキツイので、このまま履くのは難しそうです。
そしたらなんと「指に当たっている辺りを少し広く作りますね」と言ってくれました!どうしても合わない部分は、靴を作る段階で調整もしてくれるようです。
セミオーダーなのに微調整もしてくれるなんてびっくりでした。ありがとうございます!
ということで私は、
22.5cm / 3A / 足指部分少し広めに調整
がぴったりだとわかりました!
ちなみに今回はパンプスではなくレースアップシューズでお願いする予定です。レースアップシューズは足を覆っている部分が大きくしっかり足を支えてくれて、横幅も紐で調整できるので、初めて靴作りをする方にオススメだそうです。
サンプルパンプスはストッキングで合わせましたが、レースアップシューズはタイツで履くので少し緩めの2Aで作ってもらうことにしました!
【④50種類くらいある革見本の中から好きな組み合わせを考える】
小さな皮が紙見本帳のように束になっているので、そこから好きなものを2つ選んで靴に仕立ててもらいます。
これが大変!
何せ種類が多いので目移りしちゃいます。
自分で決めきられなかったので(優柔不断)、
・茶系
・お手入れしやすいもの
・長く履けるもの
という希望を伝えて何種類かの革を選んでもらいました!
革の種類によって硬いものと柔らかいものがあるみたいで、
・大きい面積で足を支える部分→硬い革
・つま先や紐などの飾り部分→柔らかい革や、レースやツイードなどの飾り素材
が良いそうです。
一部の革は「&Steady」さんのオンラインショップでも見れるので、来店前に見ておくとイメージが掴めますよ◎
私はライトブラウンクロコ柄×ダークブラウンでお願いしました!
出来上がるのが楽しみ〜
【⑤スニーカーウォーキング指導】
次に裸足のまま普段の歩き方を見てもらい、正しい歩き方の指導をしてもらいます。
自分では問題のある歩き方とは思っていなかったのですが…
・内股
・常に膝が曲がっている
・つま先が上がらず、ぺたぺた歩いている
など問題ありありでした。
靴が緩いので脱げないように不自然な歩き方になり、「指先を使って」歩けていないせいで横アーチもなくなっているそうです。
正しい歩き方を教えてもらって、何度か実践してみます。
……が、全くできない!難しい!
身体が思うように動かないのです。
ここで出来るようになるのは諦めて、言われたことだけ覚えておこう!と気持ちを切り替えました。
【⑥テーピング指導】
横アーチが無くなっていたため、アーチを復元させるためにテーピングをします。
テーピングでそんなことが出来ちゃうんですね。テーピングや運動とは遥かに縁遠かったので知りませんでした…!
そしてテーピングをする前とした後に、歩いて違いを確かめます。
おぉ、違う!
「足の指を使って歩く」感覚が初めてわかりました。
相変わらず正しい歩き方はできませんが…。
【終わり!】
靴は一ヶ月後に完成するので、次の予約をして一回目の来店は終わりです。
&Steadyさんの後は、おすすめして頂いたスニーカーを買いにいきます!
>「幅狭靴を探しに④ パトリックのスニーカー」へつづく
これまでのお話
幅狭靴を探しに① 私の足は幅狭だった
幅狭靴を探しに② 幅狭靴のお店を探す
2016.1.3