活版WSに参加してきました!(前編)
西早稲田にあるギャラリー「のびのび荘」で行われた「くるくるレタープレスWS」に参加してきました〜!
自宅で手軽に活版印刷が楽しめる!ということで、「くるくるレタープレス」が最近気になっていました。
でも使いこなせるかわからないし、買うのは使ってみてからにしよう!と思い、WSに参加。
結果的に言うと、
一度実際に使えば誰でも簡単にできます!レタープレス機買っちゃいます!
です。
少量を印刷するのに便利で、自由自在にインキや紙を実験するのも楽しそう!
あんな紙に刷ってみたいなー、あの色の組み合わせかわいいなー、エンボスもやってみたいなーと夢が膨らんでいます。
今回のWSでは、まんまる◯のお二人と真映社の角田さんが講師をしてくださり、
使い方やコツをたくさん教えていただきました!
せっかくなので、忘れないように備忘録としてまとめます。
使ったことのある方には、理解していただけるかなと思いますが、
使ったことない方には、なんのこっちゃって感じだと思います。 すみません。
初めての方は、一度WSなどで直接教えてもらうのがオススメ!
ではでは、
【道具編】/【印刷準備編】/【印刷編】/【掃除編】
に分けて書いていきます。
写真をあまり撮っていなかったので、文字多めになってしまいました。
【道具編】
①くるくるレタープレス機
この機械に版や紙を通して印刷します。
メーカーや印刷サイズの違いで何種類かありますが、今のおすすめは「Evolution Adovanced」だそうです!
出っ張っている台座部分が折り畳めて、コンパクトに収納できる
+
圧調整ダイヤルがついているので印圧調整が簡単!
この2点が、以前のものから改善されたポイントです。
この機械はB5まで印刷できるタイプなので、名刺やポストカードの印刷なら余裕です◎
②プラットホーム
版や紙を挟んで印刷する部分を「プラットホーム」と呼びます。
銀色の金属板が2枚くっついているものがそうです。
このプラットホームが重要!印刷のし易さ、仕上がりに関係してきます。
レタープレス機の純正ちっくなものも売っていますが、真映社さんで作っている「テッパン コロンブス 五大陸セット」が使いやすい!
(すみません正直言うと…2つを使い比べたことはないです…でも真映社さんのは使いやすかったですよ!)
このコロンブスプラットフォームは、真映社さんのfacebookに情報が載っていました。
お問い合わせすれば購入できるそうです。
③紙
やわらかく、厚みのある紙がおすすめ。
印圧をかけたときにぎゅっと凹んで、活版らしい風合いがでます。
今回は「ハーフエアー」と「特Aクッション」を用意していただいていました。
左右が「ハーフエアー」と「特Aクッション」。
真ん中が和紙です。和紙は「もの」としての存在感が増し、雰囲気も出て良かったです◎
④インキ
・通常色
・蛍光色、高彩度
・金、銀(インキが柔らかく練りやすいけど、乾きやすく掃除が少し大変)
の3種類があり、全部で20色程あるそうです。
これも、真映社さんで少量ずつ販売していただけるみたいです。ありがたい!
さらにインキを混ぜ合わせて練れば、自分の好きな色も作れるので、夢が広がりますね〜。
⑤ローラー
画材屋さんで売っている版画用のローラー。
刷りたい紙のサイズに合わせたものを買うと良いです。
⑦インキヘラ、インキバット
ヘラはインキ容器からインキを出すとき、練るときに使います。
なんと、もんじゃヘラを使ってました!
インキ容器が小さいので、小さいもんじゃヘラは調度良いみたい。
インキバットはインキを乗せて、ローラーでねりねりするところです。
これも専用品ではなく、調理用ステンレスバットを使ってました!
手に入りやすいものばかりで助かります。
⑧キッチンペーパー、綿棒、メイク落とし
版にインキが付いちゃったとき、印刷後のお掃除などに使います。
⑨掃除液
正式名称はわからないのですが、版やローラーを掃除するときに使います。
真映社さんのブログでは「食用油」でも代用できると書いてありました。
—-〈追記〉—-
⑩版
大事なものを忘れてました!印刷する図柄の版です。
くるくるレータプレスで使う版は、真映社さんで製版を頼めます。
インキやプラットホームを扱っているとも書きましたが、真映社さんは製版屋さんなのでこれが本業です!
版自体はアルミベースの樹脂版で、浮き出ている部分にインキをつけて印刷します。
書き出すと多く感じますが、
真映社さんで取り扱っているものや、百均で揃えられるものもたくさんあります。
一度揃えるとずっと使えるので。最初だけ頑張りましょう〜。
【印刷準備編】/【印刷編】/【掃除編】は長くなりそうなので、後編に書きます!
2016.4.4